東京都世田谷区若林の「高島・山田クリニック」。
高血圧治療、訪問診療、ペースメーカー外来、心臓病の治療。

髙島・山田クリニック

〒154-0023
東京都世田谷区若林4-16-15

03-3419-2396

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心臓病

循環器内科

循環器内科とは

循環器内科とは「心筋梗塞」や「狭心症」「不整脈」などの心臓の病気、「動脈瘤」や「動脈解離」などの血管の病気、生活習慣病である「高血圧症」を扱う専門科です。
循環器疾患の主な原因は、血液を循環させる動脈の弾力がなくなる「動脈硬化」です。動脈硬化は加齢に加えて、喫煙や運動不足などの日々の習慣が原因となり、糖尿病や高血圧などの生活習慣病が合わさって発生する傾向にあります。

当院では、問診と検査を行い、どのような症状があるのかを確認し、どういった病気の可能性があるのか丁寧に説明した上で治療を行います。
身体が発信する小さなサインを見逃すと、大きな病気に繋がることもありますので、定期的に検診を行うことが重要です。

こんな症状がある方はご相談ください

むくみが気になる
すぐ息切れする、動悸
胸痛、胸が圧迫される
めまい、立ちくらみ
背中が痛い
失神
健康診断で血圧が高いと診断された

当院で行っている検査

●レントゲン撮影(胸部・腹部・四肢等)
●超音波(心臓・腹部・血管・体表のエコー)
●心電図・お風呂にも入れるホルター心電図(24時間心電図)

動脈硬化が進むとおきる心臓病

動脈硬化が進むとどうなるのでしょう。
心臓に大きな病気をもたらします。

心臓はポンプ作用を営む筋肉のかたまりです。手や足などの骨格筋と同じ横紋筋なのですが、骨格筋と違うことは一生涯収縮運動を休まないことです。走った後や睡眠中には骨格筋には休憩がありますが、心臓は決して休みません。心臓には感謝しないといけませんね!

心臓病には先天性の病気と後天性の病気とがありますが、ここでは後天性の病気についてお話ししてみます。後天性の心臓病には下記のような種類があります。

  • 狭心症・心筋梗塞
    心臓の筋肉に栄養や酸素を供給するための血管(冠状動脈)が狭くなったりつまったりして起こる病気。
    • 狭心症
      冠状動脈が狭くなると心臓の筋肉に血液が十分に届かず、胸が締め付けられるような痛みや、胸がおさえつけられたような息苦しさが生じます。しばらく安静にすればおさまりますが、放置すると心筋梗塞に進行するので注意が必要です。また、背中や喉の痛み、肩こりや歯の痛みなどの症状が起こることもあります。
    • 心筋梗塞
      冠状動脈がつまって心臓の筋肉に血液が届かず、突然の激しい胸の痛みや、呼吸困難、吐き気などの症状が起こります。命に関わる病気ですので、発作が起こったらすぐに救急車を呼びましょう。発作がおさまっても、後遺症が残ってしまいます。
  • 弁膜症
    心臓には四つの部屋がありますが、それぞれの出口にある血液の逆流防止のための弁の病気です。加齢や炎症・外傷などによって弁が十分開かないために血液が少ししか流れなかったり、あるいは弁がきちんと閉まらないために血液が逆流したりする状態になっています。心臓から全身へ血液が正常に運ばれないため、疲れやすい、息切れがする、夜間頻尿が起こる、むくむなどの症状が生じます。
  • 不整脈
    心臓の収縮運動のリズムに乱れの生じるのが不整脈です。リズムが早くなったり(頻脈/脈拍数が毎分100以上)、遅くなったり(除脈/脈拍数が毎分60回以下)、間隔が乱れた状態(期外収縮など)になります。めまいや失神、動悸、息切れやだるさなどの症状が起こることがあります。ほとんどは治療を必要としないものですが、なかには放置すべきでないものもあります。見きわめが大切です。
    また、除脈の患者さんは「心臓ペースメーカー」を体内に取り付ける手術を行えば、健康的な毎日を送ることができます。高島・山田クリニックでは「ペースメーカークリニック(ペースメーカー外来)」を定期的に開き、作動状況や電池寿命などの確認から、電池交換の日帰り手術まで行っています。
    詳しくはこちらのページをご覧いただくか、直接クリニックにお問い合わせください。
  • 心筋症
    心臓の筋肉そのものに異常が生じて、血液を全身に運ぶことができなくなる病気のことです。主に拡張型心筋症と肥大型心筋症とに分類されます。拡張型心筋症では心臓の筋肉が変性を起こして収縮力が衰えてしまいます。肥大型心筋症では心臓の筋肉が分厚くなり、血流を妨げてしまいます。初期では症状はなく、動悸や息切れ、胸の痛みを感じるようになったら進行している状態であると言えます。
  • 悪性腫瘍
    大腸がんや肺がんと同じように心臓にも悪性腫瘍の発症することがあります。心臓に悪性腫瘍ができると、失神やめまい、息切れなどが起こることがあります。しかしその発症率は低いので、心臓は悪性腫瘍になりにくい臓器といえるでしょう。当院には上記の1、2、3、4の外来患者様はおられますが、心臓の悪性腫瘍の方は一人も来院されたことはありません。

紹介した症状に当てはまるものがある方や、心臓の病気が気になる方は検査をしましょう。
聴診、心電図検査、心臓超音波検査などを行います。
心臓病は生死にかかわる重大な病気です。それぞれの状態に応じた治療を早期に始めることが肝心です。