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検査
当院で行っている検査です。
- レントゲン撮影(胸部・腹部・四肢等)
- 血液・尿検査、骨密度測定
- ドップラー血流計(四肢血管のチェック)
- 超音波(心臓・腹部・血管・体表のエコー)
- ホルター自動血圧計(24時間血圧計)
- 心電図・お風呂にも入れるホルター心電図(24時間心電図)
ここでは、これらの中から「24時間心電図」と「24時間血圧計」について詳しく説明いたします。

ホルター心電図(24時間心電図)
24時間心電図(ホルター心電図)は日常生活の心電図を記録できる携帯用の機器です。
通常の心電図検査は短時間の検査であり、症状が出たときの検査ができないケースがあります。24時間を記録することであらゆる場面での心電図を調べることが可能です。特に安静にする必要はなく、仕事や寝食、服薬など通常と同じように行動します。入院の必要はありません。
なお、当院の24時間心電図はそのままお風呂に入ることもできる心電図を使用しています。入浴中は心臓に負担がかかりやすいため、検査の大きな参考となります。夏の暑いときの検査でも入浴に制限がないため、取り組みやすくなるでしょう。
検査の対象者
通常の心電図検査で異常が指摘された方
動悸、息切れ、めまい、胸の痛みなどの症状がある方
症状がなくても胸部のレントゲンなどで心臓が肥大している方
検査の目的
不整脈、狭心症、心筋梗塞の診断・治療作用の判定
検査の流れ
検査の注意点
ホルター自動血圧計(24時間血圧計)
24時間血圧計(ホルター血圧検査)は日常生活の血圧を記録できる携帯用の血圧計です。
血圧は緊張などで上がり、睡眠中やリラックスしている時には下がります。医療機関での血圧測定でも、緊張から患者さんの本来の血圧を反映しない「白衣高血圧」や、測定時は正常でも測定時以外で高血圧となる「仮面高血圧」が起こり、正確な数値を把握することは困難です。
また、家庭用の血圧測定器にも限界があります。朝方や睡眠中などの測定は困難です。しかし、朝方になると急激に血圧が上がる「早朝高血圧」や睡眠中でも血圧が下がらない「ノンディッパー型」は心筋梗塞・脳卒中・心不全といった命に関わる病気を引き起こすとされており、きちんと把握する必要があります。
24時間血圧計であれば医療機関や家庭と異なり、環境や時間帯に左右されることがない血圧測定が可能です。一日の変動の様子も把握できますし、測定回数も多いために実際に近い数値を調べることができます。特に安静にする必要はなく、仕事や寝食など、通常と同じように行動してください。入院の必要はありません。