東京都世田谷区若林の「高島・山田クリニック」。
高血圧治療、訪問診療、ペースメーカー外来、心臓病の治療。

髙島・山田クリニック

〒154-0023
東京都世田谷区若林4-16-15

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高血圧治療など

高血圧治療

高血圧のセルフチェック

分類 収縮期血圧   拡張期血圧
至適血圧 <120 かつ <80
正常血圧 <130 かつ <85
正常高値血圧 130~139 または 85~89
1度高血圧 140~159 または 90~99
2度高血圧 160~179 または 100~109
3度高血圧 ≧180 または ≧110

血圧が収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上の方は高血圧です。
この数値になっていてもほとんど自覚症状はありませんが、治療せずに進行すると合併症による症状があります。

頭痛がする
頭が重く感じる
肩こりがする
動悸がする
めまいがする
耳鳴りがする
息切れがする

これらの症状がある方はすぐに当院にご相談ください。
さらに、次のような方は高血圧になりやすいので、健康診断の数値などにご注意ください。

塩分の多い食事を好む
タバコを吸う
肥満気味である
ストレスをためている
運動不足
65歳以上である
血縁者に高血圧症の人がいる

高血圧の治療法

医師の指導のもと、食事療法、運動療法を行います。その上で改善がみられない場合は薬物療法を行います。

食事療法
基本的に「減塩」と「減量」を行います。

【減塩】
日本人が1日に摂取する塩分は11~13gと言われていますが、高血圧の方は5~7gを目指します。
減塩のために・・・
●ラーメンやそばの汁は飲み干さない
●干物や漬物の食べすぎに注意する
●醤油やソースなどの調味料はかけすぎない など

【減量】
食事の摂取カロリーに注意しましょう。
減量のために・・・
●揚げ物などのカロリーの高い食品は控える
●ゆっくりと噛んで食べて、食べすぎを防ぐ
●アルコールの飲み過ぎに注意する

運動療法
適性体重の維持のため、ウォーキングや水泳など体に負担をかけすぎない有酸素運動を毎日30分以上行います。
ストレス発散のためにも、軽い運動を繰り返すことはとても有効です。

薬物療法
最初は少量から服用し、食事療法や運動療法を合わせて目標値を目指します。
生活習慣を改善してみてもなかなか血圧がさがらず、飲み薬が必要になることもあります。薬には多くの種類があり、どの薬が有効かは人さまざまです。症状に合った薬の選択が必要となります。「高血圧症の人は薬を飲み続けなければならない。だから飲みたくない」という声をよく聞きます。

治療を始めると飲み続けなければならないと思うかもしれませんが、当院では生活習慣の改善によって、薬を中止したり、薬を減らすことができた方も大勢いらっしゃいます。

高血圧を指摘された方へ

脂質異常症・高血圧症を治療せずに放っておけば、動脈硬化から、狭心症・心筋梗塞・脳卒中などのリスクが高まります。
脂質異常症・高血圧症のほかにも糖尿病、肥満、喫煙なども動脈硬化の危険因子の一つです。

高血圧症は継続的に血圧の高くなる病気です。運動中やカッカとした時のみ高くなるのは高血圧症ではありません。心臓が必要以上に強く収縮運動を繰り返したり、血液の通り道である血管(動脈)自体がリラックスできない状態が続いたりすると血圧が上昇します。このような時にはストレスをためないこと、ストレスを発散させることが重要であり、軽い運動を繰り返すことはとても有効なことです。良くない生活習慣は改善するようにしましょう。

また、高血圧治療は長期間にわたり、一時的に数値が下がったからと治療をやめるのは危険です。
再び高血圧となり、最悪の場合、死に至るケースもあります。しっかりと治療に取り組みましょう。

当院では患者様がきちんと治療に取り組めるよう、じっくりと丁寧な説明を心がけております。
まずはお気軽にご相談ください。

脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪が多すぎる状態のこと。
別名「高脂血症」ともいいます。自覚症状がほとんどないので、無症状のうちから意識的に血液検査を受けることが重要です。

治療をせず放置しておくと、血管に脂質が溜まり、動脈硬化を起こす引き金となります。結果、命を落としたり、寝たきりになるといった深刻な結果をもたらす「脳卒中」「脳梗塞」「心筋梗塞」「腎不全」などを引き起こします。

コレステロールとは?
コレステロールにはHDL(善玉)コレステロールとLDL(悪玉)コレステロールがあります。

●HDL(善玉)コレステロール
体内の不要なコレステロールを肝臓に運ぶ働きがあります。動脈硬化を防ぎます。

●LDL(悪玉)コレステロール
肝臓のコレステロールを身体の隅々まで運ぶ働きがあります。過剰になると血管内にはりついて、血管の壁を傷つけてしまいます。

これらは、決して悪いものではなく、体内で重要な働きをしています。問題はLDL(悪玉)コレステロールが増えすぎることにあります。

中性脂肪とは?
中性脂肪が多いとHDL(善玉)コレステロールが減り、LDL(悪玉)コレステロールが増えてしまい、動脈硬化を招いてしまいます。

どんな治療をするの?
脂質異常症(高脂血症)の発症には生活習慣のほか、遺伝も大きく関与しています。飲み薬による治療が必要なこともありますが、まずは生活習慣の改善に努めてみましょう。高血圧症と同じように、生活習慣を改善された方々の中には脂質異常症治療薬を中止できた人もたくさんおいでです。